外科矯正治療

「噛み合わせが悪く、矯正歯科治療だけでは難しいと言われました。手術を受ける必要などはあるのでしょうか。」という質問。

著しい受け口や顎変形症など、あごの骨格に問題がある場合、外科的な手術を併用して矯正治療を行う方法があります。これは「外科矯正治療」と呼ばれ、成長が完了した18歳ごろからが対象になります。外科矯正治療では、まず矯正歯科治療を1~2年かけて行い(手術前の矯正)。

それから外科手術をします。その後、6か月~1年かけて、歯がきちんと咬み合うように調整します(手術後の矯正)。

大学病院などで外科手術に伴う入院には10日~3週間はかかる為、学生の場合は春休みや夏休みに手術を受けるケースが多いようです。社会人の場合は、仕事との調整は必要になってくるでしょう。